
2年ぶりの講習です。
昨年は、感染防止のため開催が見送られた普通救命講習ですが、
今年に入り、開催が決定したので、今回はグループのタクシー乗務員とともに
班ごとの受講です。
この普通救命講習は、3年に1度の再講習が推奨されていますが、
業務中はもとより、身近で要救護者がいた場合に、
いち早く適切な対処ができるようになるために、毎年受講することにしています。

(駐車場にて抗原検査の結果待ち)
一班目の受講は、本日。
会場は、峡北消防本部の一室です。
入所前に、抗原検査を受け、検温、消毒をしてから、受付、講習という
いつにない流れでした。

まず、座学。
最近の救急車の出動回数や心肺停止者の生存率、社会復帰率とその傾向、
一次救命措置の重要性を学びました。

実技では、指導員から措置の流れを見せてもらい、
感染防止のため、手袋を装着して、いざ実践です。

要救護者を発見したところから意識の確認、通報、
そして、救命措置である胸骨圧迫、AEDを用いた訓練を行いました。
これまでのは、呼吸の確認から胸骨圧迫、気道確保から人工呼吸へという流れでしたが、
現在は、感染防止のため、呼吸の確認も顔を近づけず、成人に対しては人口呼吸を行いません。
また、要救護者には、手当の前にハンカチなどで口元を覆うことが、新たに加わりました。

久しぶりの講習とあって、忘れていたり、新たな変更点もあることから
それぞれ真剣に取り組みました。

最後に、患部直接圧迫による止血法と異物除去法を学び、講習は終了です。


近年では、通報から救急車が到着するまでの時間は、全国平均でおよそ9分とのことです。
心停止から9分間の救命の可能性は、
何もしなかった場合 およそ10%
救命措置を施した場合 およそ20%

その場所や様々な要因で救急車の到着が遅れることは十分考えられます。
時間が経過するほど失われる救命のチャンスですが、
イザというとき、とっさに対処ができるとは限りません。
日頃から応急手当の知識と対処法を身につけておくことが大切な命を救うことに繋がります。
身の回りで突然起きるかもしれない緊急時に冷静に対処できるよう、今後も努めていきたいと思います。
この日は、4名の救命士、指導員にお世話になり、ありがとうございました。
峡北消防署では、毎月一回の講習を開催しています。
助けが必要な人がいたとき、周囲の人が直ちに措置ができるよう、
一人でも多くの人に学んでほしいと思います。
ぜひ皆さんも、講習を受けてみてはいかがでしょうか?

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