
今回は、地元ではご存知の方も多い名所のご紹介です。
その名も『遠照(おんしょう)寺』
こちらは日蓮宗のお寺です。






入口となる表参道の両側には、 県天然記念物に指定(昭和45年10月26日)された
「鶴亀の松」または「夫婦松」と呼ばれる二本のアカマツがあります。
東側のアカマツは根廻り4.85m、目通り幹囲3.2m、地上3.5mで三岐に分かれています。


西側のアカマツは横にその見事な枝ぶりを這わせ、根廻り3.3m、地上2.5mで三岐に分かれ、
翼長は北へ7.9m、西へ4.5mにもなります。


立派な山門ですね。

山門をくぐって境内に足を踏み入れると、目の前に広がる落葉したイチョウ
トップ画像もそうですが、一面が葉で埋め尽くされ、まるで絨毯のようです。



池の水面に浮かぶ葉も趣があります。



実はこの銀杏の木、「オハツキイチョウ」といって北杜市の文化財に指定されているのです。
(平成3年7月29日)
北海道から九州まで、全国的に見ることができるイチョウですが、
一方では生きている化石ともいわれ、地球上にたった一族一種の貴重な植物でもあるらしいです。
オハツキイチョウはイチョウの変種で、葉の上に実を結ぶ、または葉上に葯を付けるイチョウのことで、
全国に約20本ほどの存在が知られているとのことです。

次回は葉が落ちる前に訪れてみたいと思います。
ご覧の皆さんも是非一度足をお運びくだいさい。(^^
場所:北杜市須玉町穴平2629
地図:
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